1,000,000HIT記念品

ビーチバレーも終わり、海岸でバーベキューをしする

「さ〜皆さん。焼けましたよ〜」『わ〜!』

それを聞いた子供達がいっせいに駆け寄って行く

「慌てなくても、たくさんありますから」

子供達は、そんな事など聞かずに我先にと肉を取り合う

「まだまだ、子供だな」「そうね…」「水月…」「ん…どうしたの?」

黙って誰もいない方を指差して歩きだす。水月もその後をついて来る

そして、誰も居ない浜辺で腰をおろして、空を見上げる

「星が綺麗だな…」「わ〜。本当ね」

水月は空を見上げてふっと笑う

「結局、優勝商品は何だったんだ?」「知らない…真那さんが居ないんじゃ、判らないわよ」

それもそうだな

「でも、すごく楽しかったわ。皆で騒ぐなんて、そうそうあるもんじゃないしね」

水月は俺の方を向いてにっこりと笑う

「そうだな…考えたら、不思議だよな。アレだけの人間が一つ屋根の下で暮らしてるなんてな」

それを聞いて、水月は笑いだす

「本当、そうね。でも、そんなことがなかったら、皆でこうしてここに来てないわね…」

水月は頭を俺の肩に乗せる

「ほんと、そうだな。さて、戻るか…」「あ、待って…」

水月は俺の顔にそっと手を沿えてキスをする。驚きのあまり、目をぱちくりさせる

「さ、行こう」

水月はくるりっと一回転した後で、楽しそうに笑う


「あれ?二人でどこに行ってたんですか?」

水月と顔を見合わせて、くすくすと笑う。それを見た茜ちゃんは不思議そうに首をかしげる

「早くしないと、肉がなくなりますよ!」「何!」「何ですって!」

水月と顔を見合わせて頷いて、走って行く

「雪さん…」「まだある…?」「はい。御座いますよ。ですから、少し落ち着いて…」

水月と一緒に顔を紅くする


ホテルの部屋でくつろぐ。もちろん、このホテルも御剣財閥の所有物である

ベットでは、遊びつかれて永遠とみなもが、寝息をたてている

「ずいぶんと、疲れたみたいだな」「そうね…すごく楽しかったみたいね」「さて、俺も寝るかな…」

ベットに向かって歩き出した時、水月に呼び止められる

「今晩は、寝かさないからね」

そういってにっこりと笑う

「お、おい…まじかよ。俺は、すぐにでも寝たいんだけど…」「ダーメ!」「たく…仕方がないな…」

水月と一緒にベットに入る


1,010,000HIT記念に続く

おまけ

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