[PR] この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。




1,090,000HIT記念品

「ただいま~」

家に帰ると、みなもが走って来る

「お帰り…」「た、ただいま…」

みなもはニコニコと笑って立っている

「外でご飯食べよう」「はぁ…?家のがあるだろ」

みなもは首を横に振る

「そうですね。外食というのもたまには良いですね」「うわ~!雪さん…いつの間に…」

もしかして…今日の夕食って

「よし!外で食べよう!」「やったー!」「それでは、早速…」

三人で連れ立って、出かける


「水月先輩…どうしたんですか?」

むすっとしていすに座る水月先輩を見る

「別に…何でも無いわよ…」

うわ~。怒ってるー。いったい何があったんだろう?


「まゆまゆ!これ運んで!」「ぎょ、御意!」「糞虫~さぼるな~!」「うるせ~!」

ぽかーんとその光景をただ見ている

「まさに戦場だな…」「そうですね…」「ここはやめよう…」「そうするか…」

すかいてんぷるを出ようとした時

「ん…?あんたら、あにをしてるのさ?」「いや…飯を食いに来たんだけど…忙しそうだから…」

「ついてらっしゃい!」

大空寺はそういって歩いて行く

『どうする…?』『やっぱり…ついて行った方が良いと思うよ…』『雪もそう思います…』

「うがああぁぁぁ…さっさと来いや~!」

急いで大空寺の所に行く

「ここさ…」

大空寺に案内された場所は、予約席と書かれた席だった

「予約席って…」「あ~これは、常連さんのための席なのさ」「そうなんですか…」「さっさと座利なさい」

言われるがまま、席に着く

「決まったら、呼びなさい」「解った」「あ~忙しい…」

大空寺は足早に仕事に戻って行く。メニューを広げる

ん…?俺の財布っていくら入ってんだっけ?

財布を開けて驚く

千円札一枚…

『どうしたんですか?』

雪さんがそっと耳打ちをしてくる

『千円しかない!』『え!?それは大変ですね…』「決まったか?」「私は…Bランチ!」

大空寺はなれた手つきで操作する

「俺もBランチ…」「ゆ、雪も…それで…」「あ、勘定なら気にしなくて良いわよ。全部糞虫もちだから…」

大空寺がそういったとたん、頭にお絞りが飛んで来る。大空寺が振り返ると、孝之がこっちにらみつけていた

「糞虫…」

大空寺はすばやく孝之の場所に行き、すいかてんぷる名物が始まる。最近では、これを見に来る人もいるらしい…


『孝之…』「どうした…そんな小声で?」

孝之に財布の中を見せる

『な、頼む…』「仕方だ無いな~。明日返せよ」「恩にきる!」

すかいてんぷるを出て、みなもと雪さんの所に行く

「美味しかったね」「そうだな」「たまにはこんな食事も良いですね」

三人仲良く並んで家に向かう

この時はまだ知るよしも無かった。家で水月が鬼になっている事を…


1,100,000HIT記念に続く

おまけ

戻る